こんにちは。お久しぶりです。
どうしても間が空いてしまいます。そんなに多忙というわけでもないのですが。
さて、笠井医院開院後おかげさまを持ちまして5年が経過しました。
特にトラブルなく運営できているのは関係する皆様のご支援のおかげだと思っております。
この場を借りてお礼申し上げます。
5年間結局医師一人で診療を行ってまいりました。よくもあり悪くもあり、といった感じです。
5年間で500人を超える在宅患者さんを診療してまいりました。そして、約250人の方の最期をご自宅で看取らせていただきました。
看取りの数自体には意味はありません。多いとも思いません。少ないとも思いません。ただその数の方々との出会いと別れがあったということです。
すべての出会いに、すべての別れに運命があり、ナラティブがあります。
運命に突き動かされて、診療を行っているのだと思っています。
明日は新たな出会いがあり、新たな別れがあるでしょう。
その運命を操作することなどできません。医療にそんな力はありません。
でも、立ち会うことはできます。そして、つらさを減らすことは少しはできるかもしれません。
もう少し立ち続けていようと思っています。