こんにちは。
先日、三鷹武蔵野地区で行われている『がん薬物療法・サポーティブケア研究会』に参加してきました。
(というか、この研究会の世話人の一人を仰せつかっております。)
半期に一度開催されており、今回は3回目でした。不肖私も演者としてしゃべらせていただきました。
私は在宅医(在宅緩和ケア医と自称しております)でありまして、がん薬物療法中の患者さんに接することはごくまれにしかないのですが、そんな立場から『サポーティブケアと緩和ケア』というお題でしゃべらせてもらいました。
これは、2017年の第22回 日本緩和医療学会学術大会においてテキサスのあのMD Anderson Cancer Center のBruera教授がお話しされた『Integration of Palliative Care』という講演から畏れ多くもインスパイアさせていただいたものです。(なんと身の程知らずではありますが)
講演の中の「Palliative care centerからSupportive care centerに看板をかけ替えたら紹介患者が増えたんだよ」という話に興味を持ったのでした。あの天下のMD Anderson Cancer Centerがそんな姑息的な手で...。と思ったのですが、そういえば、『姑息的』を英訳すると『palliative』になるんですよね。
まあ、そんなわけで、ちょっと偉そうにお話しさせてもらったわけですが、その際使用したスライドをPDF化したものを貼っておきます。
お時間のある方、ひまつぶしにちょっと見てみてくださいね。