こんにちは。
忙しさにかまけて、ブログ更新が滞っておりました。
3か月を経過しました。
この間に、30人を超える新規の訪問診療患者さんをご紹介いただきました。
ご紹介くださった皆様、ありがとうございました。
僕は、在宅看取り数とか看取り率とかいうものにこだわりはありません。あるいはこだわらないようにしています。
大事なのは人生の終盤をどのように過ごすかですから。死はゴールであるとしても目的ではないのですから。
そのうえでちょっとだけ内容を数字(人数)でご報告します。
この3か月間で訪問診療が終了になった方が16人いらっしゃいます。
その内訳ですが、在宅看取りになった方が8人、ホスピスあるいは緩和ケア病棟に入院された方が5人、施設入所となった方が2人、透析病院に入院された方が1人でした。
このようにあえて数字にしてみると、当院の在宅看取り率は50%(16人中8人)にすぎません。
家で最期を迎えられた方々とそれ以外の方々のどちらがしあわせだったのかは、わかりません。
ホスピスに入院された方も、本当は家で最期まで過ごしたかったのかもしれませんし、ホスピスに入ったおかげで安心できたのかもしれません。
本当はホスピスに入りたかったのに、そこまで到達できなかった方もおられるでしょう。
われわれはあくまでも在宅療養を人生の選択肢の一つとして提供したいと考えています。
そしてたとえ一時的でも家で過ごすということを支援したいと思っています。