3週間たちました。
あっという間という感じです。
この間に、お二人の方を在宅で看取らせていただきました。
避けられないこととはいえ、悲しいことです。
何かひとつでも役に立てただろうかと自問自答しています。
人が亡くなっていくときに、「よかった」なんて言うのは不謹慎かもしれませんが、「よかった」と言える要素があるのは、残されたご家族にとっては重要なことだと思います。
「最期まで家で過ごせてよかった」とか「退院して家に戻れてよかった」とか「そばにいられてよかった」とか。
もちろん、病院で最期を迎えられる方々にも何かしらの「よかった」はあるでしょうが、在宅では「よかった」を見つけやすいのも事実です。
看取りの時から、残されたご家族にとっての、あるいは関係したスタッフにとってのグリーフワークが始まるのです。